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特定のテーマを決めずに、感じたことを書き溜めるだけのブログ

副乳を取ることにした その後

今までこのブログのPVなんてせいぜい月20ほどだったのに、なぜだか先月が3桁もあり少し驚いた。

 

Twitterで何か副乳に関するトピックがバズったのかなと思い「副乳」で検索すると所謂美容垢がヒットした。

「太ってきて副乳ができた」なんて書かれていたりするけど、

 

それは副乳ではなくただの脇肉です

 

と、思うなどする。

私は細身だけど乳腺が発達してて、月経前に痛みもあったし。それが副乳なのだよ、的な。

まぁ、結局は原因はわからず。

 

さてさて本題。

前回の更新後、反対の右側の手術も年明けの2020年1月に無事終わり、

右の方は左に比べ乳腺組織が小さかったせいか、術後の経過も良好で、左の苦労は何だったのかと思うほどだった。

切除する乳腺組織が大きいほど、もちろん傷が大きくなり(外側から見える傷は同じくらい。内部の話)、出血量も増えるので、触ってみて「しこりが大きいな」と感じている人は少し術後苦労するかも。

 

手術前に執刀医から説明は受けると思うが、やはり術後しばらくは傷に赤みが出たのと、脇が引きつる感じがして真上まで手をあげられない期間が半年ほどあった。

一年以上経った今はもう傷もほとんど目立たず、もちろん、日常生活に何の支障もない。

 

ちなみに術後一番よかったと思ったのは、夏にノースリーブを着た時に脇のしこりが気にならなくなったことかな。

今までもさほど気にせずノースリーブ着てたけど、やっぱり何となくは気になってたから。

 

最後に総費用は3割負担で以下の通り(交通費含まず)

  費用(円)
血液検査代 2,000
22,000
16,000
合計 40,000

 

左のほうが乳腺組織の大きさも大きく手術費用も少し高かったのに加え、通院回数も多かった。

健康保険に入ってない人は13万円くらいかな。いないと思うけど。

 

副乳に関するブログは一応これで終わり。

 

質問などあればお答えするので、お気軽にどうぞ。

副乳を取ることにした Day6

 

ズボラさが出て更新をやめていた。あれからのことを少し書いていこうと思う。

 

あれからの経過はというと、2019年12月30日現在は全く支障なく生活している。

まだ傷周辺の皮膚は固くて感覚もないが、時間の経過とともに元に戻るので気にしないでください、とのこと。

実際あれから少しづつ血腫も小さくなり、皮膚も元に戻りつつある。傷跡もあまり目立っていない。

 

大体術後4日目にドレーンを抜き、その後はしばらく中に溜まった血を抜くために2日に1回のペースで通っていた。

通院は結局15日間ほど続いた。

というか血の絵文字とかあるのか👉🩸

 

こんな記事需要があるかどうか謎だけど、書き始めたからにはちゃんと最後締めとかないとなぁ、と思って書いた次第です。

 

またか反対側の手術も残っているし、完治してからまた経過を追記していこうと思う。

 

 

それでは皆様良いお年を

 

 

 

 

副乳を取ることにした Day5

術後2日目

相変わらず寝るのも起きるのも大変。髪を洗うのつらいな。週末まではドライシャンプーで耐えて週末は美容院で洗って貰おう。

今日も通院。血抜きとドレーンの交換と。

…あれ?ドレーンって翌日か翌々日には取れるんじゃなかったっけ?まだ挿すの?

あー、ギュッとガーゼで圧迫する時刺さって痛いよ〜

ってのをあと何日やるんだろう?なんか思ったより大変なんだけれども。

今日もまた翌日の通院予定を入れて帰る。

明日特に進捗なければ記事はスキップかな。

副乳を取ることにした Day4

 

術後1日目 (当日を0日目とカウント)

 

昨晩ベッドに寝転ぶのも一苦労で、肩の部分にクッションを敷いたりなんだりで色々大変だったが、起き上がるのもなかなか一苦労。

寝返りが打てていなかったせいか、どことなく体が痛い。

 

朝着替える時、服を脱ぎ少し包帯をめくってみたら、ガーゼに血が染みて何とも痛そうな見た目をしていた。

腕を動かせないのは服を着るのも一苦労だし、髪も洗いにくい。「どうしてもシャンプーが難しければドライシャンプー使うなど、色々工夫してみてくださいね」と言われたけど、まぁどうせこの季節は洗髪は2日に1回派の人間だしなんとか頑張れそう。つらいけど。

 

仕事の時も何となく左手でキーボードを打ちにくい感じがあり、何気に腕全体で打ってたんだな、などとどうでもいいことに気付いた。

手術の説明の時に「生活が大変なので片方ずつしますね」と言われ、正直「そんな配慮いらないから一気に両方してくれ」と思ったけど間違いなく片方ずつで正解だった。

先生疑ってごめん。

 

勤務終了後、術後の診療のためクリニックへと向かう。

 

診察時に切除部分に溜まった血を抜くために乳腺組織があった場所をグイグイ押されたが痛い。

これが抜糸まで続くのかと思うと何とも。。

でも「しっかり血を抜いてあげた方が治りも早いので頑張ってくださいね」と言われたので頑張ることにした。

血抜きのために挿したドレーンを交換し、またガーゼで圧迫する。が、これもドレーンが刺さって痛い。あ〜更に包帯で締めるの、マジかよ〜みたいな顔になった。

 

また明日も来てくださいね、って言われたけど既に辛くなってきた。

が、ちゃんと予約して帰った。

 

また明日も通院である。

 

 

副乳を取ることにした Day3

手術当日。

 

手術は平日の昼間のみ受付で、これのために丸一日有給を取るのもなぁ、と思い昼休みに中抜けをくっつけての突撃手術になった。我ながらバカなのかなと思う。

 

前開きの服で来てくださいね、と言われたので学生時代ぶりにチェックシャツを引っ張り出した。

理系の制服チェックシャツ。あんま関係ないけど。

でもオフィスに着て行ける前開きの服なんて他にはなかったのでしょうがない。

 

部屋に入り、私が準備を終えてベッドの上に横たわると、医師や看護師たちは手慣れた様子で準備を進め、私の脇に麻酔の注射を刺していく。

手術あるあるだが、この麻酔が一番痛い。と言っても全然我慢できるレベル。

手術中は麻酔が効いているのでもちろん痛みはないが、何となく引っ張られている感じや組織を切られている感じが伝わってくるので、ナーバスになってしまった。

 

1時間ほどで手術は終了。

 

脇にガーゼを挟んで圧迫し、包帯でぐるぐる固定したら完了。

何とも痛そうな見た目になってしまったが、包帯を巻く前にパッと見た感じ、脇がスッキリしたように見えた。これで脇肉のように見えていた副乳ともおさらばである。

 

術後は自分の脇から摘出した乳腺組織を見せてもらい、写真まで撮らせてもらった。

なかなか自分の体内のものを見ることなんてないから貴重な経験。

このあとはこの組織を念のため検査に出すらしい。悪性腫瘍などではないか、副乳で間違いないか。

検査結果は10日後くらいと言っていたかな。多分副乳で間違いないだろう。

 

また明日来てくださいね、と言われたので会計の時に診療の予約をして職場に戻る。

 

さてこれからしばらく脇を固定された生活が待っている。

慣れる頃には終わってるだろうなぁ。がんばろう。

 

 

 

 

 

副乳を取ることにした Day2

血液検査の結果が返ってきた。

 

感染症などの問題は一切なかったので、このままうちでオペできますよ、とのこと。

どこをどのくらい切って、どの程度の範囲を切除するか等具体的にいろいろ教えてくれた。

傷口が目立たないように、脇のシワの部分から切ってくれるらしい。こういう配慮は患者からするとありがたい。

左右どちらを先にするか聞かれたので適当に左と答えたが、「利き腕じゃない方を先にするのがいいかもね、2週間程生活が大変だから」と言われ結果オーライだったのか。それとも同調してくれただけなのか。

 

手術はその日の帰りに申し込んだ。2日後は手術である。

体調を整えるためにちゃんと寝よう。

副乳を取ることにした Day1

 

副乳を取ることにした。

 

思春期頃から気になっていた左右脇の下のしこりについてググっているうちに副乳であることを確信。そう言えば昔親戚の医者に診てもらった時そんなこと言っていたなぁ、などとぼんやりと思い出しつつ。

見た目も悪いし、月経前に胸が張ると脇まで張って痛みが出るなどの支障が出ているため取ることを決意。

 

副乳自体がアジア人では5〜6%(*1)にしか発生しない上に、その中で何らかの症状を来たす例は約3分の1(*1)程度。更にその中でも全員が除去するわけじゃないから、圧倒的に一般人の経験談が少ない。ので自分の記録も兼ねて参考のために記事を書くことにした。

ちなみに私が事前に見つけた中で一番参考にしたのはこちらのブログ。

https://www.google.co.jp/amp/s/gamp.ameblo.jp/dolphin61/entry-10168033600.html

このブログによると、美容外科もやっている形成外科が一番良さそうだった、とのことだったので、都内某所にある同様のクリニックに行ってみることに。

 

初日の診療では
⒈触診

⒉手術をする際の大まかな流れや、かかる期間・費用などの説明

⒊質疑応答

⒋手術に備えて感染症チェックのための血液検査

で終了。

検査結果は1週間後に取りに来てくださいとのこと。

 

⒈で乳腺組織がしっかりあるので手術して取ることもできますよ、とのコメントをいただく。取りたかったのでもちろんお願いをすることに。

で、⒉でどんな説明されたのか、がこのブログにたどり着いた方が気になるところかと思うので簡単に説明する。(先生や症状によって違いはあると思うので参考程度に読んで欲しい)

 

手術当日:

脇を開いて乳腺を切除。皮膚を剥がして切除するため、皮膚と元々乳腺のあった空いた隙間に血がたまるのを防ぐ目的で、縫い合わせる際には血抜きのためのドレーン(管)を挿す。更に圧迫のためにテープや包帯で肩(脇)を固定。

術後1〜2日: ドレーンを抜く

術後6〜7日: 抜糸

術後3〜6ヶ月: 傷が綺麗に治るようにテープで保護

 

乳腺を切除した部分に血腫が出来ることを防ぐために、脇を圧迫し固定するため、抜糸までは生活しづらくなるので片方ずつ手術をする。逆側は安定した1ヶ月後以降とのこと。

だから最初の診療から全過程完了するまで約7ヶ月といったところかな。

 

以上が大まかな流れ。あとは既往歴やアレルギー、現在飲んでる薬/サプリなんかも聞かれた。

ビタミンEやDHAと言った血がサラサラになるのは血が止まりにくくなるからNGとのこと。

 

手術費用は片方5万円ほど。(保険適用手術なので3割負担だと15,000円程度)

トータルの金額は全過程完了してからまた書くことにする。

 

血液検査の結果と手術前のカウンセリングについての記事はまた次回。

 

(*1) http://www.plata-net.com/blog/yoga/2013/12/post_57.html